手裏剣サンダー事件

電動工具を使うときは落ち着いてね

仕事をしているとき、とても危ない事もありました。

その日は片寄SWというリミットスイッチを一台取り換える作業をしていました。

そのリミットスイッチはベルトコンベアのベルトが左右に蛇行した時に軽故障と重故障を知らせる物で、わかる人にはBCの片寄SWの取り換えをやっていました

この片寄SWのついてる場所が悪くてとても作業のしづらい所で作業していました。BCの上の方のベルトではなく、下の方についていて更にBCは地上を走っていて、その地上面は全部水溜まりという状態。

まず、古い機器を外すのにボルトで止まっているのでボルトを外すのですが、ボルトは痩せてしまっていてスパナじゃどうにもならない状態でした。

ボルトが取れないと仕事が進まないので充電サンダーでボルトを吹っ飛ばそうと充電サンダーを持って来て作業を開始しました。




そこで事件は起きました。

  • まず片寄SWの架台のボルトにサンダーの頭がはいりづらい
  • 足元はコークスのぬかるみと全部水溜まり
  • 片寄SWのついてる場所のせいでイラついていたのでしょう。

サンダーの刃を水につけてしまっていたのです。それに気づかずボルトを切ろうとしてサンダーを当てた瞬間、

バキ

って音がしてサンダーの刃が割れてしまいました。いや、きれいに真ん中だけ残して刃が手裏剣みたく飛んでいきました。

真ん中だけ残して

ものの見事に真ん中だけ残ってますが普通はこんな割れ方はしません。

幸いこれが自分に向かって飛んできた訳ではなかったので何もなかったのですが、もし他の人や自分に当たってケガをしたって思うとただでは済まなかったと思っています。

こうならないためには

  • サンダーの刃が濡れてしまったら取り換えましょう
  • やりづらいなら時間をかけましょう
  • けがしちゃったらみんなが迷惑する

やりづらい所でどうしようもない時は少しずつやりましょう。



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