機械屋に見えるからって毛嫌いしないでほしい。
製鉄所で現場仕事をしていると暑いときもそうだけど寒い時期も大変です。
上着を着るのが一番手っ取り早いのですが、そうするとどうしても首元と耳が寒いってなります。
そういう時は溶接帽子を装備するのはどうでしょうか?
この溶接帽子の本来の用途は溶接火花が顔や首などにかかって火傷しないようにするための保護具です。
当然、燃えにくい素材を使っているので溶接だけでなくサンダーやチップソー等の火花も当然の如く防いでくれます。
それだけではなく、耳元と首回り全体を覆うようになっているので風が吹いても風を通しません。
おまけに、耳元や首回りが粉塵が多い所にいってもじゃりじゃりが入らないのでコークスや製鋼、焼結、高炉の粉塵対策もバッチリできます。
・・・これだけ書くと死角なしって感じなんだけどな~
弱点、かっこわるいし格好も悪い
僕は電気の工事屋だったんで溶接(の手元)もするのですが、他に溶接帽子をかぶっている人がいないのでこれをかぶっていると「戦時の子供みたい」とか「防災頭巾か」とか、しまいには「みっともないから外せ」とかいわれます。
どうやら機械屋っぽく見えるのが嫌って人が多いみたいです。
粉塵対策としてはこれ以上ないってくらい万能だと思うんだけどな。おまけにあったかいし。
まあ粉塵被るのが嫌だったらヤッケとかタイベックのフードを被ってその上からヘルメットを被れば粉塵対策は十分なんだけどね。
装備するかしないかは人の自由←こう言ってくれる人がいると気が楽。
粉塵でじゃりじゃりするのが嫌な人は試してみるのもいいと思います。
個人的には寅壱よりマックスダイナの方がしっくりきます。
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